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ヒーローショー(監督:井筒和幸 80点)

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あらすじ
アルバイトでヒーローショーの悪役を務めるユウキ(福徳秀介)。バイト仲間のノボルが、ユウキの先輩である剛志の彼女を寝取ったことから、ある日ショーの最中に激しい殴り合いが始まる。それだけにとどまらず、剛志は悪友たちと共にノボルをゆすろうとするが、ノボルも自衛隊出身の勇気(後藤淳平)を引き入れ、対抗する。【引用:YAHOO映画】

予告

ヤフー映画上での私のレビュー

雑感
井筒監督の個人的なマスターピースは『ガキ帝国』『岸和田愚連隊』『パッチギ!』の青春ケンカモノの3部作
で昨今のクロ-ズ、ドロップ等の先駆けのような作品でした。

しかし、昨今のケンカモノを拝見すると分かるのですが、金属バットで頭を殴ってもかすり傷といったような、
暴力というものをデフォルメ化したシーンが目立ちます。

あるいは、今年の中島哲也『告白』のヒットが物語るように、映像技巧派の映画監督(CMディレクター出身の映画監督の活躍)や「かもめ食堂」「めがね」といった萩上監督系の映画(オシャレイメージ映画の流行)など、『映画らしくない映画』が日本では流行しているように思います。

そういった風潮の中、ここまでストレートな語り口で、ここまでストレートに『暴力』『若者』を表現した井筒監督。
この映画には最近の他の日本映画には見ることの出来ないリアルさと緊張感で溢れています。


配役がこれでもかという程素晴らしい。


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↑特に鬼丸兄弟の存在感は抜群でした。こんな人達と現実には関わりたくないけど、ちゃっかり応援してましたw 

みんなのシネマレビューやアマゾンでは高評価。
ヤフー映画上では低評価の作品です。
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

さんかく(監督: 吉田恵輔  80点)

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あらすじ
同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが……。【引用:YAHOO映画】

予告

ヤフー映画上での私のレビュー


雑感

監督の過去作「純喫茶磯辺」も好きな作品でしたが
本作はそれを上回る面白さでした。

監督の吉田恵輔氏は元々は照明技師をしている方で、塚本監督に弟子入り「バレット・バレエ」以降彼の元で仕事をしているそうです。

本作でも照明、特に闇使いの旨さは特筆すべきものがあったように思います。


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↑監督の吉田恵輔氏

彼のインタビューを拝見する限りでは、映画監督は全くお金にならず、照明技師の方が収入があるので、
映画監督としてはあくまでも好きな作品を撮ることに徹しているようです。

また、塚本監督と全く違う作家性といってもいい吉田監督ですが、
私は本作に「狂い咲きサンダーロード」(石井監督)のエッセンスを感じました。

例えば登場人物の感情の高ぶりを「ブブブブブ」という虫の羽音のようなSEで演出するのであったりとか、
ラストの田畑智子の表情で締めるあたりにその影響を感じます。

又、音楽のセンスの良さは塚本監督譲りで個人的には好きでした。


そして本作出演がきっかけで女優業を目指すことを決意し
AKB48を脱退した小野恵令奈。

http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20101103-00000006-flix-movi

本作の現場が彼女にとって刺激的であった事が分かります。

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

日本沈没(監督:樋口真嗣  60点)

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あらすじ
大規模な地殻変動によって日本列島が海中に沈没するという危険性が指摘され、それを証明するかのようなマグニチュード8以上の大地震が次々と発生する。そんな中、大地震の被害にあった潜水艇のパイロット小野寺(草なぎ剛)と幼い少女美咲(福田麻由子)は、ハイパーレスキュー隊員の阿部(柴咲コウ)に救出される。

予告

ヤフー映画上での私のレビュー
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id322931/rid2055/p0/s0/c0/


雑感
私のヤフー映画上での初レビュー作品でした。
今振り返ってみるとそれほど悪い作品でもなかったですね。

特に崩壊してゆく日本のVFX映像だけでも観る価値ありだと私は思います。

樋口真嗣は平成ガメラシリーズ等で名をしらしめた監督ですが、

彼の作家性というのが凄く良く分かる作品であると思います。
かれの興味はあくまでも映像にあるんでしょうね・・・。

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

2009年日本映画マイランキング!

2009年日本映画今更ながらですが、マイランキングの発表です。
それにしても09年公開の日本映画拝見した本数71本・・・。

思い浮かぶのはこの言葉・・・。

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なぜこんなムダな時間を・・・。


しかし観てしまったモノは仕方がない!!
(2010年はもっと控えます~)

特にランキング上位5作品は私にとっては一生ものの作品になりました!
それではワーストからランキング発表します!!


71位(ワースト)
ROOKIES -卒業-
私のレビュー

もはや面白いつまらないじゃない・・・この映画は私の敵だ!!


70位
天使の恋

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2009年激怒した作品の一つ、本作でいいものとして語られた恋愛感。
売春してお金稼いで映画館や図書館で騒いで、それがロマンティック??ふざけんな!!

佐々木希さんは頑張ってましたが・・・。兜をかぶるシーンは良かったです。


69位
ごくせん THE MOVIE
私のレビュー

テレビ局主導、お決まりのストーリー、亀梨押し・・・もういい加減にして欲しい。


68位
20世紀少年<第2章> 最後の希望

納得いかない20世紀少年シリーズの中でも最も最悪だった1本。


67位
20世紀少年<最終章> ぼくらの旗
私のレビュー

スーダララの歌はある意味強烈だったなあ・・・。


66位
鈍獣

クドカン劣化版・・・コメディなのに全然笑えない。


65位
MW-ムウ-
私のレビュー

原作の同性愛設定を排除したのは明らかに間違い!


64位
仏陀再誕
私のレビュー

ネタとしては09年1位!!


63位
ラッシュライフ

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ある種国策としての映画の文化的な発展を狙った黒澤清、北野武による
東京芸大の映画教育の結果発表。物語が散漫で正直全然面白くない。

複数の学生に監督させたのが良くなかったのでは??
「携帯彼女」を観て感じましたが、彼らの力はこんなものじゃないはずです。


62位
プール
私のレビュー

なんだか段々ジャンルムービー化してきた気が、かもめ食堂は大好きなのですが。


61位
キラーヴァージンロード

さそりオマージュは分かるけどセンスがなさ過ぎる・・・。冒頭のミュージカルシーンがせめてもの救いか。


60位
TAJOMARU

STEREO FUTUREは私が邦画好きになるきっかけでもあったオシャレムービーだったんだけどなあ。


59位
サイドウェイズ

わざわざリメイクする意味あったの??


58位
カムイ外伝
私のレビュー

CGが無茶苦茶すぎる!笑えましたがw


57位
カイジ 人生逆転ゲーム

ガッカリ度ではある意味ワースト。


56位
アサルトガールズ
私のレビュー

映画の出来は最悪だけど、これを作った押井監督は好きですね。


55位
アマルフィ 女神の報酬
私のレビュー

テロリストとの待ち合わせ場所がいちいち観光スポットなのが斬新w


54位
さくらな人たち
私のレビュー

オダギリ監督低予算ながら健闘した作品だと思います。


53位
罪とか罰とか

手法の斬新さは面白いのですが、笑えるシーンは少なめでした。


52位
曲がれ!スプーン

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本広作品。「サマータイムブルース」同様
良質な舞台の映画化彼の最後の活路なのか・・・。

確かに冒頭のエスパーの会話シーンは面白い。

でも本広監督が新たに追加したであろうシーンがことごとく酷い。
特に冒頭の紙芝居シーンは酷かったなー。

うん、でも楽しめる作品ではありました。
本広作品の中では成功の方ではないでしょうか?


51位
のだめカンタービレ 最終楽章 前編

のだめを演じる上野樹理の演技がおかしな方向へいっている気がする。


50位
誰も守ってくれない
私のレビュー

良質サスペンスながらも本作のメッセージ性には疑問。


49位
ホノカアボーイ
私のレビュー

そこそこ楽しめるも企画モノの作品といった印象。


48位
余命1ヶ月の花嫁

序盤の自転車のシーンは良かった!


47位
感染列島
私のレビュー

国民が何百万人も死ぬトコロをテロップで省略って・・・。


46位
僕の初恋をキミに捧ぐ
私のレビュー

序盤のラブコメ展開は◎


45位
ドロップ
私のレビュー

暴力描写に疑問。次作に期待。


44位
GOEMON
私のレビュー

映像は新鮮で面白いですが、相変わらず語り多すぎ。


43位
しんぼる
私のレビュー

大日本人よりかは好きでした。笑えるシーンも多々。


42位
山形スクリーム

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前作同様の竹中直人の趣味志向が反映された作品。
この笑い竹中直人版「スリラー」が好きな方ならきっと分かってもらえるはず。

松尾スズキ同様監督の特権を乱用する男だ!彼は!!
いいぞ!竹中直人!!


41位
沈まぬ太陽
私のレビュー

今年の日本映画を代表する作品かといえば私は違うと思います。


40位
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

テーマは◎、会社の構図を三国志に例えたのは良かったです。


39位
フィッシュストーリー

面白い事は確かだと思いますが、
レコーディングシーンのこだわりのない描写はソラニン以下。


38位
プライド
私のレビュー

満島ひかりの魅力という意味では「愛のむきだし」以上かも。


37位
おっぱいバレー
私のレビュー

手堅いエンタメ作品。綾瀬はるかは魅力ある女優さんですね~。


36位
おと・な・り

「音」だけで係わり合う面白さ、最後の出会いのシーンが良かったです。
森田芳光監督の(ハル)を連想させられます。


35位
クヒオ大佐

面白かった!吉田大八監督個人的にはかなり信頼度高いです!!


34位
重力ピエロ
私のレビュー

中盤の加瀬亮は迫真の演技でした。序盤と終盤の描写に難有。


33位
クローズZERO II
私のレビュー

敵役の金子ノブアキの存在感が素晴らしかったです。


32位
ホッタラケの島 遥と魔法の鏡

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イノセンス、鉄コン筋クリート
プロダクションI.Gはいつも質の高い映像。

そしてモノを大切にする日本らしいメッセージ。

片付けま~すw


31位
鴨川ホルモー
私のレビュー

これは笑いました!!大学のサークル感の演出も良かったです。


30位
BALLAD 名もなき恋のうた
私のレビュー

山崎監督作という意味ではALWAYSより好きです。


29位
携帯彼氏
私のレビュー

限られた条件下で健闘しているという印象。星野真理の演技が◎


28位
あんにょん由美香

松江哲明監督は個人的には今後注目すべき監督の一人。


27位
マイマイ新子と千年の魔法

シーン単位のこだわりはサマーウォーズ級。
トトロ好きの方は是非。


26位
のんちゃんのり弁

大人になることを「手」で表現。現代の「子供な大人社会」を鋭く捉えた作品だと思います。


25位
私は猫ストーカー

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猫好きにおくるジャンルムービー。
かと思えばこの映画はオリジナリティに溢れて面白い。

都会に住み夫々断絶された二人が「猫」という媒体を通して
心が通じ合う。星野真理の演技、存在感が素晴らしい。


24位
少年メリケンサック
私のレビュー

クドカンのパンク愛が感じられる良作。アンドロメダの歌が印象的w


23位
ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD

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国民的人気漫画の映画化に原作者が介入し、世間的も私的にも
非常に盛り上がった作品。

今までの人気漫画の映画化には出来ない本編との密接な関わり、
映画版に相応しい強敵、
また冒頭のピチカート・ファイヴ、中盤の仁義なき展開などの
監督の趣味が反映されていたトコロは◎

ただ肝心の金獅子のシキが弱いと感じてしまった部分も。


22位
インスタント沼
私のレビュー

09年最も笑った作品です。


21位
ガマの油
私のレビュー

ラストシーンの携帯電話で会う描写は09年の日本映画の名シーンの一つだと思います。


20位
ハゲタカ

09年TV局主導モノの最高傑作!ドラマ版も是非!!


19位
南極料理人

南極って楽しそうですね~ww


18位
ハルフウェイ
私のレビュー

本作で登場する土手が私の高校時代の通学路にそっくり。青春時代を思い出します(涙)


17位
K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
私のレビュー

09年日本エンタメ作品ではかなり健闘した作品なのでは?と思っています。
純粋に楽しかったんです。はい。


16位
ロボゲイシャ

ハンディキャップガンにはお腹を抱えて笑いましたw
大変不謹慎ですがww


15位
SRサイタマノラッパー

号泣メーン!本シリーズはとにかく気まずさの表現が素晴らしいです。


14位
ちゃんと伝える

園監督実は正攻法でもいい映画撮っちゃうトコロが凄いです!


13位
ヴィヨンの妻

パンドラ~よりも太宰的。ダメなモテ男を浅野忠信が好演。


12位
ヤッターマン
私のレビュー

09年を代表するエンタメ作品では?ケンコバ好きだな~。


11位
劔岳 点の記
私のレビュー

命がけの撮影だったんですね・・・お疲れ様でした。


10位
精神

あいまいな健常者と精神病患者との境界線。
他の映画では決して観られない人間ドラマが本作にはあります。


9位
空気人形
私のレビュー

メイド服のペ・ドゥナはインパクト大でした。


8位
色即ぜねれいしょん
私のレビュー

私にとっての09年青春映画の金字塔。
ラストの主人公の成長は(500)日のサマーと通じる部分でもあります。


7位
パンドラの匣

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太宰原作、終戦直後という時代背景でありながら、本作の幸せに満ちているように思います。
また、本作映画初出演の芥川賞作家、川上未映子さんも素晴らしい存在感。

09年イチオシの作品。


6位
劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日
私のレビュー

俳優香川照之のイメージDVD。


5位
ディア・ドクター
私のレビュー(その1)
私のレビュー(その2)

個人的に一番レビュー真剣にしましたw


4位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

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ラストシーンの綾波レイ救出のシーンはアニメでしか表現できない感動。
そして中盤の3号機暴走のシーンの感動はエヴァのアスカだからこそ得られる感動。

何もかもが特別過ぎます。

またエヴァのクラウチングスタートの迫力。
使徒の美しさ。映像も凄い!!

また後ほどレビューしたいと思います。


3位
ウルトラミラクルラブストーリー
私のレビュー

09年最も可能性を感じた監督。次作が楽しみです。


2位
サマーウォーズ
私のレビュー

1シーン1シーンの細やかさ、古きものと新しいものの融合。
細田監督。個人的に新作が一番楽しみな監督です。


1位
愛のむきだし
私のレビュー

うーん予想通りというか・・・ww
4時間に及ぶスペクタクル。
園マジックにただただ驚愕。

09年だからこそ意味のある作品。



以上でございます。
また加筆・修正していきたいと思います。

ゼロ年代ベスト邦画を真面目に考える

以前とある掲示板でゼロ年代マイベスト映画を決めよう!
・・・ということで私も自身の邦画ベスト10を書いたのですが、
この映画忘れてた!あの映画を観なくては決められない!!

等思い残す事があり改めて本ブログにて私にとっての
ゼロ年代(2000年~2009年)日本映画ベスト20を発表したいと思います。
※尚製作年はヤフー映画参照

あくまでも個人的な偏見によるランキングです。


それでは発表します!まず20位から!!


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20位 「オーディション」(2000)  三池崇史監督

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日本映画の海外の需要を考えたときに、少なくともアメリカでは「怖い」「グロい」の2要素が求められており、
だからこそ清水監督の「呪怨」がアメリカで興収1位になり、「片腕マシンガール」や「東京残酷警察」などの映画がアメリカ資本で製作されています(予算は2千万~3千万程の低予算映画ですが)
ジャンル映画という枠組みでは実写日本映画は独自の地位を築きつつあるのです。

そしてそれら日本のグロホラー映画の代表作が本作オーディションです。

百読みは一見にしかず

まずはこの予告編をご覧下さい!!

(予告)
↑ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

私がこの映画が好きなのは、ただ怖い、気持ち悪いだけでない心をえぐられるような切なさがあるから。
世間的にも私としても三池崇史監督史上最高傑作であることは間違いない一品。

主な受賞歴
・2000年 第29回ロッテルダム国際映画祭(国際批評家連盟賞)(オランダジャーナリズム連盟賞)
TIME誌が選ぶオールタイムホラー映画TOP25第3位
タランティーノが選ぶ1992~2009年の映画BEST20選出


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19位 「選挙」(2005)   想田和弘監督

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(予告) 

想田流観察映画。それはドキュメンタリーというよりも私達が街中で行う人間観察に似ています。
そんな撮影手法もさる事ながら「選挙」というテーマ性。

日本という国の不思議さを日本人である私ですら新鮮に感じてしまいます。
そしてテーマは深いが、コメディとしても観れる秀作。

(私の大好きなシーン)
↑怒られる山さん。真ん中でバナナ食ってる人が素晴らしいww

主な受賞歴
・ベオグラード・ドキュメンタリー映画祭グランプリ
ピーボディ賞受賞


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18位  「たそがれ清兵衛」(2004)   山田洋次監督

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(予告)

藤沢周平×山田洋次監督の抜群の相性。3部作はどれも素晴らしい作品です。
その中でも第一作目である本作は、とにかく真田広之の剣術シーンが素晴らしい。

特に暗闇の中での剣術シーンが個人的には大好きです。
ゼロ年代日本時代劇屈指の名シーンだと思います。

主な受賞歴
・2003年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
・第45回ブルーリボン賞作品賞、助演女優賞
・キネマ旬報2002年日本映画BEST1位


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17位 「ハッシュ!」(2001)  橋口亮輔監督

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(予告)

新しい人間関係像、子作り像。
片岡礼子演じる主人公の考えは常識的に考えれば、甘い考え、ダメな考え。
その常識を再考する作品。

世間一般の倫理や道徳だけで語られない作品が私は好きです。

主な受賞歴
・ヨコハマ映画祭、最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞
・カンヌ国際映画祭監督週間出品作品
・キネマ旬報2001年日本映画BEST2位


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16位 「恋の門」(2004)  松尾スズキ監督

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(映画の1シーン)

個人的偏愛枠。演出としては大人計画らしい今時の演出ではありますが、
とにかく松尾スズキの作り出す笑いに終始笑いが止まりませんでした。

ゼロ年代一押しのコメディ映画。
松尾氏はいつも塚本晋也の扱いが雑すぎです!

有名監督なのに・・ww

主な受賞歴
・ヴェネチア国際映画祭国際批評家週間出品


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15位 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」(2002)  原恵一監督

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クレしんシリーズでありながら原恵一監督の描くテーマは重厚、激シブ。
特に戦シーンのディテールに拘った演出は後の実写版でも活かされていたように思います。

主な受賞歴
・2002年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
・2002年度日本インターネット映画大賞・日本映画作品賞
・第57回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞


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14位 「ストロベリーショートケイクス」   矢崎仁司監督

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(予告)

ゼロ年代究極の「女」映画、逆アウトレイジw
都会に生きる女性達の悲哀を描きます。

特に本作の素晴らしい所は同じ屋根の下暮らす

ちひろ(中越典子)・・・事務として婚活に励むOL
塔子(岩瀬塔子)・・・夢をつかむもその夢の夢のなさに苦しむイラストレーター

のクライマックスのケンカシーンにあります。
全く生き方の違う二人の女のぶつかりあい。

お互いとも現代的な女性だからこそ私もこのシーンの顛末には大変納得出来ました。

リアリティのある日常に棺桶、ブランコなどのファンタジー要素は行定監督作を連想させられますが、
女性の登場人物の内面までフィクショナルに描かないところに行定監督との違いを感じます。

ただ冒頭のクドカン感とエンドロールの主題歌の安易さは少し残念かも。
とはいっても私にとっては特別な1本。

主な受賞歴
・バルセロナ・アジア映画祭BAFF(国際審査員特別賞)
・映画芸術2006年日本映画BEST3位


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13位 「座頭市」(2003)  北野武監督 

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(大好きなクライマックスシーン)

勝新座頭市との比較や後期北野映画の不評などから賛否ある作品ですが、私は大好きです。
特に終盤の殺陣→決闘→タップダンスの流れは映画館で大興奮!!

ゼロ年代屈指の邦画エンタメ大作。

主な受賞歴
・第60回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞、観客賞
・第36回シッチェス・カタロニア国際映画祭グランプリ、観客賞
・第28回トロント国際映画祭ピープルズ・チョイス・アウォード


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12位 「嫌われ松子の一生」(2006)  中島哲也監督

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(予告)
(私のレビュー)

主な受賞歴
・第61回毎日映画コンクール、最優秀主演女優賞
・第31回報知映画賞、主演女優賞
・第30回日本アカデミー賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞他


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11位 「花とアリス」(2004)  岩井俊二監督

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(予告)

私にとっての岩井俊二作品は邦画好きになった出発点と同時に
その作家性は今や現在実写日本映画を象徴するような存在だと思っています。
(類似作品が多いのも含め)

特に本作「花とアリス」は小品ながら岩井俊二のフィルモグラフィー上
最も好きな作品です。

今振り返ると出演陣が大変豪華ですね。その中でも最も素晴らしかったのが
主人公を演じた鈴木杏ちゃんで彼女の女優としてのピークって実はこの時だと思っています。

それにしても本作は専門家的には中々評価されていませんね。
(受賞歴を調べてびっくり)

残念なことです。

主な受賞歴
・第14回日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞
・2004年朝日ベストテン映画祭8位


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10位 「フラガール」(2006)  李相日監督

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(予告)

ゼロ年代ファミリー向け日本映画では個人的には最も優れた作品だと思っています。
そして○○ボーイズガールズモノの定番として、クライマックスでの芸披露タイムがありますが、

蒼井優のフラダンス

それを見守る母の姿に涙・・・。
李相日監督の新作も楽しみです☆

主な受賞歴
・2006年キネマ旬報BEST1位
・第31回報知映画賞最優秀作品賞、最優秀助演女優賞
・第19回日刊スポーツ映画大賞作品賞他


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9位 「ゆれる」(2006)   西川美和監督

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(予告)
(私のレビュー)

※当時映画館で観た時は衝撃的な作品でした。
ただ今この手の映画が製作されてもこれほどまでには評価はされなかっただろうと思います。
2006年だからこそ良かったと・・・私としても・・・。

主な受賞歴
・2006年キネマ旬報BEST2位
・カンヌ国際映画祭監督週間出品作品
・第28回ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞


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8位 「リアリズムの宿」(2003)  山下敦弘監督

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(予告)

つげ義春漫画原作を現代風に置き換え映画化。
つげ的シュールな世界観と山下監督の作家性がこれでもかという程マッチしており
リアリィがあるからこそ些細な描写から大きな笑いが生まれます。

嘘ではないです。最高の爆笑映画。

主な受賞歴
・2003トロント国際映画祭 正式出品
・釜山国際映画祭 正式出品
・キネマ旬報オールタイム日本映画BEST200選出


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7位 「リンダリンダリンダ」(2005)  山下敦弘監督  

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(私のレビュー)

主な受賞歴
・映画芸術2005年日本映画BEST1位
・日本映画エンジェル大賞
・キネマ旬報2005年日本映画BEST6位

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6位 「紀子の食卓」(2005)  園子温監督  

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(予告)

園子温の代表作、ジャンルムービーとしての色が強くメッセージ性には分かり辛かった「自殺サークル」の続編。
「レンタル家族」というテーマから日本の社会に深く根付いている「理想の家族像」

そんなものは虚構だ!!と園子温監督は伝えようとしているようにも思えます。
そのような意味では反倫理的なメッセージを含んだ作品ともいえるかもしれません。

そしてそれらを反日本映画的手法で描きます。

笑ってしまうくらいの演者達のエクストリーム表現

長尺の映画ですが全く退屈しない園子温流エンタメ。

父の命をかけた戦いに号泣しました。

主な受賞歴
・第40回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭国際、シネクラブ連盟(FICC)ドン・キホーテ賞受賞
・韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭、観客賞・主演女優賞
・キネマ旬報オールタイム日本映画BEST200選出


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5位 「ぐるりのこと。」(2008)  橋口亮輔監督 

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(私のレビュー)

主な受賞歴
・第63回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、脚本賞
・第51回ブルーリボン賞主演女優賞、新人賞
・キネマ旬報オールタイム日本映画BEST200選出


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4位 「パッチギ!」(2004)  井筒和幸監督

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(予告)

(私の井筒監督評・・・というか愚痴w)

主な受賞歴
・2004年キネマ旬報BEST1位
・第60回毎日映画コンクール日本映画大賞
・第48回ブルーリボン賞作品賞


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3位 「誰も知らない」(2004)   是枝裕和監督 

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(予告)

某掲示板でランキングを発表した時は本作を1位にしました。

「空気人形」「歩いても歩いても」同様、是枝裕和監督はいつも現代の都会の雑多な景色から
こんなにも美しいシーンを切り抜いてみせます。

そしてその美しい1シーン1シーンの中を伸びやかに駆け回る子供たち。

その自然な振る舞いは演技を超えた子供の本来の表情で、
子供達の笑顔にこちらも顔が綻びます。

そして突きつけられる悲しいラストシーンに涙か止まらず

それでも尚生きようとする子供たちに深い感動を覚えました。

主な受賞歴
・カンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞
・フランダース国際映画祭グランプリ
・シカゴ国際映画祭金のプラーク賞


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2位  「愛のむきだし」(2009)   園子温監督 

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(予告)
(私のレビュー)

主な受賞歴
・第59回ベルリン映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞
・映画芸術2009年日本映画BEST1位
・第9回東京フィルメックスアニエスベー・アワード


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1位  「時をかける少女」(2006)   細田守監督

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(予告)

一枚の絵

細田監督の特徴でもある鮮やかな青の空
その下に広がる坂道のあるどこかの商店街

この世界に生きるまことは本当に今も日本のどこかに生きてるんじゃないか・・・。

そう思わずにはいられない実存感で

時間を越えてゴロゴロ転がりながらタイムリープする彼女は
ゼロ年代日本映画史上最も魅力的な「アイドル」だったように思います。

前回のランキングでは「サマーウォーズ」を選出していたのですが、
大林版の「時かけ」を再度拝見し、本作の時かけ認識の素晴らしさを再認識しました。

主な受賞歴
・第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞
・第26回国際アニメーション映画祭Anima2008(ベルギーブルッセル)BeTV賞
・第10回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞


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となりました。

随分考えましたが、とはいっても気分次第でランキングは変動すると思います。
他のゼロ年代日本映画お勧めの作品は後日まとめて発表出切ればと思います。


でわでわw

長かった~~~~!!






テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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三映画技士

Author:三映画技士
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うっかり2級建築士
映画に関しては素人

好きな食べ物はハッピーターンについた粉

※本ブログに掲載する映画の画像は全て予告編、YOUTUBEからのものです。

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